かめ壺焼酎蔵「明るい農村」

「日本一礼儀正しい蔵」
霧島神宮 門前蔵かめ壺焼酎明るい農村

Posts Tagged ‘焼酎’

ハツダレを『パーシャルショット』で!

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。

今回はわたしたちの商品の中で、トップクラスのアルコール度数を誇る
【黄金ハツダレ 明るい農村】
【赤芋ハツダレ 明るい農村】
をご紹介します。

「ハツダレ」とは

この「ハツダレ」、どちらもアルコール度数が44度となっており、非常に高いアルコール度数となっています。
なぜ、こんなにアルコール度数が高いのか?

「ハツダレ」を漢字にすると「初垂れ」。
焼酎の製造工程である蒸留において、初めに垂れてくる部分がこの「ハツダレ」なのです。

どうして初めに垂れてくる部分のアルコール度数が高いのか?を説明するために
まずは蒸留の仕組みについてお伝えします。

蒸留は、焼酎のもととなる「もろみ(米麹+水+芋)」を沸騰させ、発生した蒸気を冷まし、再び液体にすることで焼酎を造り出す工程です。
この「もろみ」の中には、水分とアルコール分が含まれています。
水分は皆さんご存じの通り、100度という温度で沸騰します。
それに対し、アルコール分は約78度で沸騰します。

この沸点の違いをうまく利用したのが蒸留です。
つまり、「もろみ」全体を加熱していくと、水分よりもアルコール分が先に沸点に達し、蒸発を始めます。
そのため、初めに垂れてくる液体である「ハツダレ」はアルコール度数が最も高い状態で出てくることとなります。

蒸留の様子

ちなみに「ハツダレ」の本来のアルコール度数は約60~70度という、耳を疑うような高いアルコール度数です。
日本の法律で、「本格焼酎」として販売できるアルコール度数は45度以下という決まりがありますので、この60~70度の液体を「本格焼酎」として販売できる44度に調整して完成するのが、わたしたちの「ハツダレ」です。
※ちなみに60~70度をそのまま販売すると、「スピリッツ」というお酒に分類されるため、焼酎の免許とは別なスピリッツ免許が必要になります。

アルコールというのは、香り成分が溶け込みやすい性質を持っています。
つまりアルコール度数が高いということは、それだけ多くの香気成分を含んでいるということでもあります。

黄金ハツダレ明るい農村を、蔵で実際に試飲していただいた方の感想を紹介すると「華やか」「バナナみたい」「トロピカル」といった、芋焼酎ではなかなか聞かないような言葉で表されることが多くあります。
それだけ、通常の芋焼酎とは含んでいる香気成分に差があるということですね(*^_^*)

夏に最適!パーシャルショット

クラッシュアイス

(AcPhoto)

しかし、この「ハツダレ」。普段ウイスキーなどのアルコール度数が高いお酒を飲みなれている人でなければ、アルコールの高さに、少し抵抗があるのも事実・・・。

そこで!
「ハツダレ」を爽快に、飲むことができるオススメの飲み方をご紹介します!

作り方は簡単
1.ハツダレを瓶ごと家庭用冷凍庫に入れます。
2.1日ほど置いて、キンキンに冷えたら出来上がり

これだけです(*^_^*)
家庭用冷凍庫に入れたお酒を、そのまま飲む飲み方を「パーシャルショット」といいます。

実は、この「ハツダレ」、アルコール度数が高いため、家庭用冷凍庫に入れても液体が凍らないのです。
中の液体は、シロップのようにとろ~っとした口当たりになり、温度が下がることでアルコール感も抑えられ、冷たい飲み口とともに爽快に楽しむことができるようになります。

口に含んだ後は、液体の温度が上がることで、口の中で一気に香りが広がるという、二段階の楽しみもありますので、是非体験してほしい楽しみ方です。

とはいえ、アルコール度数が低くなったわけではありませんので、くれぐれも飲みすぎにはご注意ください(‘ω’)ノ

黄金ハツダレ明るい農村
赤芋ハツダレ明るい農村

黄金ハツダレ 明るい農村

黄金千貫ならではの、芳醇な香りと、キレのよい甘さが口いっぱいに広がります。

赤芋ハツダレ 明るい農村

1500kgの赤芋から、わずか10リットルしか取れない稀少な赤芋のハツダレ。赤芋特有のやわらかな甘みとフルーティな香りご堪能ください。

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意外な焼酎の原材料

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。

「焼酎の原材料」と聞いて、思い浮かぶものは何でしょう?
芋や麦、米、黒糖、蕎麦(そば)などを連想される方が多いのではないでしょうか。

この焼酎の原材料、実は酒税法で定められたものでしか焼酎を造ってはいけないという決まりがあるのをご存じでしょうか。

焼酎の原材料

芋や麦といった、代表的な原材料以外に、製造が認められているものは・・・

あしたば、あずき、あまちゃづる、アロエ、ウーロン茶、梅の種、えのきたけ、オタネニンジン、カボチャ、牛乳、銀杏、くず粉、クマザサ、栗、グリーンピース、こならの実、ゴマ、昆布、サフラン、サボテン、シイタケ、シソ、大根、脱脂粉乳、タマネギ、つのまた、つるつる、とちのきの実、トマト、なつめやしの実、ニンジン、ネギ、のり、ピーマン、ひしの実、ひまわりの種、ふきのとう、べにばな、ホエイパウダー、ほていあおい、またたび、抹茶、まてばしいの実、ゆりね、よもぎ、落花生、緑茶、レンコン、ワカメ
(※国税庁HPより)

と、これだけあります。

「こんなにあるの?」と驚かれる方も多いと思いますが、現在、全ての原材料で実際に焼酎が造られているわけではないと思います。
(断定はできないですが、商品として見たことがないものはたくさんあります)

中には、なかなか聞き慣れないものもありますよね。
ちなみに、「つのまた」は海藻の一種で「角又」と書き、鹿の角のように股状に分かれていることから、「つのまた」と呼ばれています。
あまり食用で用いられることは、少ないそうなのですが、なぜ焼酎の原材料に選ばれているのか・・・ぜひ、調べてみたいです(*’ω’*)

さらに「つるつる」も海藻の一種。
その名の通り、表面が「つるつる」していることから、この名前がついたそうです。

「こならの実」は、いわゆる「どんぐり」。
どんぐりのお酒??と思うかもしれませんが、海外でもどんぐりのお酒は造られていて、意外とお酒の原材料としての知名度はあるのかもしれません。

個人的に飲んでみたいな、と思うのは「ウーロン茶」「ふきのとう」「シイタケ」です(^^)
みなさまは気になる原材料がありますか?

ちなみに、珍しい原材料で造られる焼酎は、地方の特産品として販売されていることが多いようですね。

お茶焼酎「やぶきた」

わたしたちの焼酎で、変わり種ですと、「お茶焼酎・やぶきた」があります。
黄金千貫の芋焼酎をベースに、高品質な霧島茶を石臼で挽いて粉末にしたものを加えました。仕込み途中のもろみに霧島茶粉末を加えることで、穏やかな緑色のもろみになります。

出来上がった焼酎は、芋のふくよかな香りと、霧島茶の優しく穏やかな香りがマッチした、心地よい香りが特徴となっています。

ちなみに、「やぶきた」とはお茶の品種の名前で、日本で消費されるお茶の多くの品種はこの「やぶきた」なんですよ。

オススメの飲み方は、ソーダ割り
お茶の繊細な滋味と、爽やかな風味が優しく広がり、暑い時季にはぴったりな味わいを楽しむことができるので、ぜひお試しください(*’▽’)

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焼酎は糖質ゼロ!

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。

焼酎は健康酒!?

「焼酎は健康的なお酒です。」
と言うと、納得ですか?違和感がありますか?

実は、この言葉には裏付けがありまして、以下のような科学的根拠に基づいています。
1.焼酎は糖質ゼロである
2.焼酎はプリン体ゼロである
3.焼酎は血栓を溶かす作用がある

これらを見ると、焼酎ってすごく健康的なお酒・・・?と思いますよね(*^_^*)

1.焼酎は糖質ゼロである
に関しては、「蒸留」の工程に、その理由が隠されています。
焼酎の元になる、もろみには「水分」と「アルコール分」が含まれていますが、蒸留はもろみに熱を加え、アルコール分を抽出する工程です。

この、もろみにはまだ糖質が含まれた状態です。

鍋に水を張って火にかけると、水分が蒸発し、いずれ鍋は空になります。
しかし、鍋に砂糖水を張った場合はどうでしょうか。
水分が蒸発した後は、残った糖分がいずれカラメルとなって鍋に残ります。

つまり、糖質は炭になる炭化(たんか)と呼ばれる現象が起きるため、蒸発する気体に一切、入っていくことがありません。
そのため、蒸発した気体を冷やして抽出される焼酎には、糖質が含まれないのです。

2.焼酎はプリン体ゼロである

に関しても、同様の理由で焼酎にはプリン体が含まれません(*’▽’)

3.焼酎は血栓を溶かす作用がある

焼酎には血栓を溶かす酵素が多く含まれているという特徴があります。
つまり、血液をサラサラにしてくれる効果があるとされています!
美味しく飲んで、血液までサラサラにしてくれるとは、何とも嬉しいですね。

焼酎のカロリー

焼酎が糖質ゼロであることはお伝えしましたが、これは焼酎がカロリーもゼロであるということではありません。

焼酎のカロリーは
・焼酎(25)100ml=約150キロカロリーです。
(ご飯はお茶碗1杯で約240キロカロリー)

ちなみにビールのカロリーは
・ビール100ml=約40キロカロリー

こうしてみると、ビールの方が低カロリー?と思いそうですが
ビールを100mlだけ飲むことってあまりないですよね・・・。

・ビール缶350mlとすると、約140キロカロリー
・焼酎1杯90ml(水・お湯で割ると仮定)とすると、135キロカロリー
と、ほぼ同じくらいになります。

これは、アルコール自体にカロリーが含まれているためで、アルコール度数が高ければ高いほど、カロリーも高い傾向にあるといえます。

ちなみに、焼酎を飲む際に、お湯割りにすることで、体内でのアルコール吸収が早くなり、酔っていることを自覚しやすくなります。
毎日の晩酌で、飲む量を少量に抑えたい時は、焼酎をお湯割りにして1杯~2杯程度で止めておくのが健康的な飲み方かもしれません。

「香り」は冷たい状態よりも、温かい状態の方が感じやすいので、お湯割りにすると、その焼酎が持っている本来の香りを感じやすくなる効果もあります。
鹿児島では、夏でもお湯割りで飲む人が多いといわれますが、焼酎本来の味わいを楽しむための、通な飲み方なのかもしれませんね(^^)

ということで、「焼酎は健康的なお酒です。」という言葉に偽りなし!
ただし、適量を守って飲むのが良し!という結論で締めたいと思います(^^)/

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父の日は焼酎で日ごろの疲れを癒してもらおう♪ 心に残る世界に一つだけの焼酎を贈りませんか?

こんにちは、霧島町蒸留所のせばたです(*^^*)
先日は「母の日」でしたが、みなさまどんな一日でしたか?贈り物をされた方、感謝の言葉を伝えた方、うっかり忘れちゃった・・・という方、色々だと思います。

さて、次は、「父の日」がやってきます!
父の日は毎年6月の第3日曜日。今年は6月21日(日)です(^^)!

ところで、「父の日」っていつから始まったんだろう?由来は??
少し調べてみましたよ~(‘▽’*)

父の日は世界各国にあり、必ずしも同じ日とは限らないようです。由来は様々な説があるようですが、多くの地域で主流となっている父の日は、アメリカから始まったものと言われています。

父の日が出来る以前に、アメリカ国内では母の日が広く浸透していたそうで、だったら母の日と同じように、敬愛するお父さんのための日もつくろうと思い立った、ソノラという女性が、教会の牧師さんに相談したのが始まりとされています。彼女のお父さんは男手一つでソノラ等、6人の子どもを育て上げた人で、父の日が6月なのは、ソノラのお父さんが6月生まれだったことから。

しかし、父の日は母の日のようにすぐには定着せず、アメリカで正式な祝日として認定されたのは、最初に父の日が祝われてから60年も後の1972年だそうです。
父を愛するソノラの気持ちが世界中に広がり、今では世界各地に父の日が広がっています。

日本に父の日が入ってきたのは、1950年ごろ。当時は知名度が低く、1980年頃に商業施設が取り入れたことで広く知られるようになったそうです。母の日がすでに定着していた日本では、父の日もすぐに人々に親しまれるようになりました。

1人の女性の父を想う気持ちが世界に広がって、今のように父の日が祝われるようになったんですね~(*’▽’)

父の日に、「世界に一つだけ」の贈り物はいかが?

「父の日」は、家族を支えてくれているお父さんに日ごろの感謝を伝える日ですが、ちょっと照れくさいし、面と向かってはなかなか言いづらかったりしますよね・・・

そこで、ありがとうの気持ちを、焼酎のラベルに込めて贈ってみてはいかがでしょうか?

霧島町蒸留所では、お好みの文字を入れた世界に一つだけの贈り物「名前入り焼酎」をつくることができますよ~♪

文字を入れることができるのは、下記の5か所!

  1. 肩ラベル
  2. 胴ラベル右(10文字まで)
  3. 胴ラベル中央(5文字まで)
  4. 日付
  5. 送り主の名前

お父さんの愛称や、『大好き』、『感謝』、想いを込めた四文字熟語などなど、制限文字数内であれば、名前やメッセージをどこに入れてもOKです(^^)
あなただけの想いを込めた焼酎ラベルが作れますよ~♪

中身の焼酎は、かめ壺芋焼酎『キリシマメアサ』になります。
『キリシマメアサ』は、蔵近くにある南九州最大の神宮「霧島神宮」のご神木から名前をいただいた縁起の良い焼酎です。

黒麹・白麹のブレンドにより、バランスの良い味わいに仕上げました。原酒のうまさ、水のおいしさをそのまま残すため、ろ過はごくごく控えめ。
風味豊かな味わいを楽しめ、贈る方を選ばない焼酎です(^^)

日頃、頑張ってくれているお父さんに、ちょっと特別な焼酎を贈ってみてはいかが(*^-^)
世界に一つだけの贈り物にきっと喜ばれること間違いなしです!

実は、現在、既に早くもご注文をいただいております!こちらの商品は、ご注文から納品までに7~10日程かかるため、「父の日」に必ず間に合わせたい!という方はお早めにご注文下さい。

↓ご注文はこちらからどうぞ↓

名前入り焼酎ご注文ページ
https://www.akarui-nouson.com/SHOP/178478/list.html

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焼酎の歴史~文化編

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。          

今回は、芋焼酎の文化についてお伝えしたいと思います。鹿児島の焼酎文化を表す言葉として、有名なものとして「だれやめ」や「ちょか」があります。それぞれどういったものなのか、ご紹介します!

「だれやめ」とは

まず、「だれやめ」は、「だれやめ」や「だいやめ」とも言われる言葉ですが、
南九州の方言で、だれ(疲れ)をやめる(とめる)という意味が転じて、
毎晩の晩酌で焼酎を飲むことを指しています。

焼酎を飲むことが、疲れをとることにつながるとは、いかに焼酎が生活に根付いたものであったかがうかがえますね( *´艸`)

鹿児島では、居酒屋などでよく「だれやめセット」というものが用意されています。
これは、晩酌セットといった意味合いで、例えば、
・焼鳥数本に、小鉢のサラダ、お酒がついて1,000円
・一人前刺身盛り合わせ、サラダ、お酒がついて1,000円など
おおよそ1,000円で酒の肴と、お酒がついてくるセットというものです。お酒は焼酎だけでなく、ビールなども選べるところが多いです。

おひとり様にはもってこいの、いわゆる「ちょいのみ」セットですね。

今は、新型コロナウイルスの影響で、県をまたいでの移動はできない状況ですが、いつか鹿児島へお越しの際は、「だれやめセット」で疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

ちなみに鹿児島では、「お酒下さい」というと、もちろん「焼酎」がでてきます。「お酒=焼酎」ですので、お気を付けください(*’▽’)

「ちょか」とは

次いで、「ちょか」です。
これは、ちょかに黒をつけた「黒ぢょか」という言葉が一般的です。

ちょかとは、焼酎を飲む専用の酒器のことで、その形は錦江湾から見た桜島をイメージしたという説もあります。(そう言われると確かに・・・)

中に焼酎と水を加え、数日おいてから飲む「前割り」という飲み方が一般的で、温めて燗にして飲むためのものです。温める際は、直火にかけることから、昔は厚くて丈夫な黒焼きで作られるものが多かったそうです。

そのため、ちょかに黒をつけた「黒ぢょか」が一般的に広まる呼び方となりました。

「前割り」をすることで、水と焼酎を直前に割るよりも、より一層、その二つがなじんで、調和のとれたまろやかな飲み口を楽しむことができるようになります。

ちなみに、黒ぢょかは漢字で書くと「黒千代香」となりますが、これは当て字です。ちょかの語源は複数あり、詳しくはわかっていないようです。

・注ぎ口が猪の牙に似ていることから猪(ちょ)の牙(か)。
これは酒器のお猪口(ちょこ)の対句になっています。猪の牙に対して、猪の口。注ぐものと、飲むもの。面白いですね。他にも、沖縄で酒器を指す、酎家(ちゅうかあ)から来ている説などがあります。

疲れて帰って、家でつまみと焼酎を黒ぢょかで一杯・・・。
想像しただけで至福の時間ですね(^^)

皆様も、「黒ぢょか」で「だれやめ」いかがでしょうか(^◇^)/

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明るい農村の四季シリーズ「夏」新発売!

「日本の四季」を、焼酎で表現

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。

皆さまの好きな季節はいつでしょうか?・・・春、夏、秋、冬。
日本の四季はそれぞれに全く違った表情を見せてくれます。

そんな日本の四季を、芋焼酎で表現した明るい農村の四季シリーズから、ご好評頂きました第一弾「春」につづいて、この度、第二弾「夏」を発売します!

明るい農村 四季シリーズ 夏
内容量720ml アルコール度数度数25度
明るい農村 四季シリーズ 夏ラベル

日本の原風景とも言える、夏の小川で子供たちが元気に遊ぶ風景。
今となっては、なかなか気軽に遊べる川もなくなってしまいましたが、昔は、夏の定番の遊び場だったと、イラストを描いてくださった小向井一成さんが話してくれました。

そんな子供たちを「かわいいカッパ」と表現したラベルは、どこか懐かしく、ほのぼのとした気持ちにさせてくれます。

黄麹を使用した明るい農村の四季『夏』は、ほんのりと華やかな香りと、爽やかな飲み口が特徴です。

オススメの飲み方

1.炭酸水割り

暑い夏にはコレ!黄麹の爽やかな風味を、炭酸水の気泡がふわりと持ち上げて、一層爽快な香りが鼻をくすぐります。

作り方)

・炭酸水割りの際は、グラスに氷を入れ、焼酎を入れたらよく混ぜます。
・焼酎がよく冷えたところに炭酸水を静かに注ぎ入れます。
・氷を持ち上げるように、軽く混ぜれば完成です。
幅広い料理と相性が良い飲み方なので、シーンを選ばず活躍できる飲み方です!

オン・ザ・ロック

黄麹の持つ、特有の甘みを存分に楽しむにはオン・ザ・ロックがオススメ。

作り方)

・グラスに氷を入れ、焼酎を入れたら軽くかき混ぜて完成!
オン・ザ・ロックの醍醐味は、なんといっても「味わいの変化」です。
少し濃いめの、作り立ての味わいから、氷が溶けていくことで次第に薄まり、味わいが刻一刻と変化していきます。
夏の夜長を、のんびりと楽しむには最適な飲み方です(^^♪

氷や水もこだわってみると、さらに美味しくなります( *´艸`)「明るい農村」の仕込み水と同じ霧島天然水「霧島の名水明るい農村」で作った氷で飲むと、なじみが良く、さらに「んまか~( ;∀;)」です。

相性のいい料理

~ヒンヤリと、少しピリッと辛みをきかせたお料理と合います♪~

■ひんやり冷たいポテトサラダ 

 茹でたジャガイモをよく潰して、マヨネーズでなめらかに和え、しゃきしゃきキュウリと一緒に♪

■焼き厚揚げのキムチのせ

 レンジで少し温めた厚揚げに、冷たいキムチを乗せるだけ。シンプルながら、お酒が進みます(^▽^)/

■ 冷しゃぶサラダ

 薄切りキャベツやレタスの敷き、さっと茹でた豚しゃぶに、ゴマだれや、ポン酢をかけて♪

大人気の安納芋を使用

明るい農村の四季『夏』には、食用の芋として人気の高い安納芋を使用しています。
安納芋と言えば、ねっとりとした食感と、濃厚な甘さが特徴で、その糖度の高さから、お菓子にも使われることの多い品種です。

焼酎の仕込みに使う際は、そのねっとりとした具合のため、通常のさつま芋より、かい入れが難しく、蔵人はいつも以上に、気合が必要です。

安納芋

そんな安納芋で仕込むことで、ふわりと柔らかく、優しい甘さを感じる味わいの焼酎が生まれます。

明るい農村の四季『夏』で、暑い夏に焼酎の「」をお届けします(^^)/

是非、楽しんでくださいね!

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焼酎の歴史~蒸留編~

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。

今回も、前回に引き続き焼酎の歴史について、お伝えします。

前回は「焼酎の歴史~伝来編~」でしたが、今回は「焼酎の歴史~蒸留編~」。「蒸留」という面から、焼酎がどんな進化をしてきたのかを探ってみたいと思います。

阿刺吉(あらき)酒

話はさかのぼり、江戸時代。
当時、焼酎は、「阿刺吉(あらき)酒」という別名がありました。

阿刺吉・・・。
何のことだかさっぱりわかりませんが、いわゆる当て字ですね。あらき、とは東南アジアなどで飲まれていた蒸留酒である「アラック」がなまったものと言われています。

「アラック」の語源は「アランビック」という外国製の蒸留器から来ています。

さらに「アランビック」はアラビア語で汗を意味する「arrak」が語源であり、蒸留によって、蒸発した蒸気が冷やされ、露となっている様子が、汗をかいているように見える、まさに蒸留酒を表す言葉が語源となっているのです。

阿刺吉酒は、もともと胃や腸に効く薬酒として扱われることもあったそうです。

その後、だんだんと同じ蒸留酒である「焼酎」と同義語として扱われるようになり、いつしか「焼酎」が主に使われるようになりました。

蒸留器と蒸留機

さて、そんな焼酎の製法を代表する部分と言えば「蒸留」ではないでしょうか。蒸留は『蒸留器』を使って行われるのですが、この『蒸留器』に関して、以前から個人的に疑問であったことがあります。

蒸留器は『蒸留機』や『蒸留器』などと書かれていることがあり、「き」の部分は「機」と「器」どちらが正しいのだろう?という疑問です。

結果として、真相は調査の結果わからずじまいなのですが…、個人的見解としては昔は『蒸留器』で造っていたけれど、今は『蒸留機』で造っている。というものです。

『蒸留器』が表すものは、『器』が意味する通り、蒸留をするための「うつわ」。
昔、焼酎を造る際に用いられた蒸留の道具「欄引(らんびき)」を意味しているのではないか。

ランビキと焜炉(大分県中津市村上医家史料館蔵)

欄引とは、下から温めて蒸発した気体が、冷水を貯めている上部で冷やされ、露となった液体が外側に飛び出した口ばしのような部分を伝って、外へぽたぽたと排出される仕組みです。

陶製のものが多かったとされており、これはまさしく蒸留をする「器(うつわ)」ですね。

対して『蒸留機』は、現在の焼酎造りに用いられている蒸留するための機械。

これはまさしく「機械」。

ということで、『蒸留器』と『蒸留機』の違いは、そのまま焼酎の製法である蒸留の変遷を表しているのではないかな、と思っています。(あくまで個人的見解ですが…)

ちなみに一般的には『蒸留器』という表記がよく使われています。(しかし、酒税法での表記は『蒸留機』です)

蒸留器の進化

蒸留器は、これ以外にも多用な進化の経緯が残っています。

日本全土で広く使われていたという「カブト釜式蒸留器」(仕組みは欄引と同様)や、鹿児島と鹿児島以南の諸島でしか使われていなかったとされる「ツブロ式蒸留器」などがあります。

これらは古式蒸留器とも呼ばれ、現代の蒸留機とは異なり直火式でした。
直火式の欠点は、火力調整が難しいことで、もろみが焦げてしまうことが少なくありませんでした。

現在は、これを蒸気で加熱することで、もろみに間接的に熱が加わるため、もろみが焦げるのを防ぎやすくなっています。

また、これらの蒸留器と同じく、古くに使われていた蒸留器に「木桶蒸留器」があります。

文字通り、木製の蒸留器で、木の隙間から焼酎が呼吸をするとされており、一層柔らかい味わいに仕上がります。その反面、日々のメンテナンスの大変さや、出来上がる焼酎の収量が少ないことなどから、だんだんとその数は少なくなっていきます。

江戸時代から明治時代初期頃まで使われていた、これらの蒸留器は効率化を求める過程で技術が進化していきました。

今まで、ご案内したのは、原料本来の豊かな風味をより楽しめる、一度だけ蒸留する「単式蒸留機」の話です。明るい農村でも、こちらの単式蒸留機を使っています。

一方で、1900年には、原料の風味をあまり残さずに、効率的に高度数のアルコールを作るために、連続式蒸留機も登場しました。

「蒸留」一つとっても、とても長く、たくさんの歴史があります。
そんな歴史を想いながら焼酎を飲むと、一味違って感じるかもしれませんね(^^)

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世界に1本だけのオリジナル焼酎で、心に残る贈り物を!

こんにちは(^^)/ 霧島町蒸留所の阿部です。

春は別れと出会いの季節…。 お世話になったあの方に、またこれからお世話になる方に 「何か特別な贈り物をしたい」という方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな方に大変ご好評いただいている「名前入り焼酎」のご案内です(*’▽’)

文字を入れることができるのは、下記の5か所

  1. 肩ラベル
  2. 胴ラベル右(10文字まで)
  3. 胴ラベル中央(5文字まで)
  4. 日付
  5. 送り主の名前

※制限文字数内であれば、名前やメッセージをどこに入れてもOKです(^^)

(さらに…)
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『明るい農村』が鹿児島県本格 焼酎鑑評会 で13年連続入賞しました!!

こんにちは(^^)/
霧島町蒸留所の阿部です。

2月14日に行われた「令和元酒造年度 鹿児島県本格焼酎鑑評会」にて、わたしたちの代表銘柄である芋焼酎『明るい農村』、さらに麦焼酎『花は霧島』が優等賞を受賞いたしました!(’▽’)ヤッター(’▽’)ヤッター(*’▽’)ヤッター

今年度の受賞で、『明るい農村』13年連続『花は霧島』5年連続の入賞となります。
今年も栄誉ある賞を頂けたのは、いつも『明るい農村』と『花は霧島』をご愛飲頂いている皆様のおかげにほかなりません。本当にありがとうございます!

蔵人一同、受賞を喜ぶ気持ちと、13年連続受賞というプレッシャーから解放される安堵感とが混在している、今の心境です(笑)今後も心を込めた焼酎造りを行い、皆さまに「美味しい!」と言って頂ける焼酎を造っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします!

(さらに…)
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