かめ壺焼酎蔵「明るい農村」

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霧島町蒸留所は明るい農村など本格焼酎の製造・販売や無料蔵見学などを実施しております

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【 焼酎蔵の日常 】製造オフシーズンに行うメンテナンス

こんにちは、明るい農村スタッフです(*^_^*)
蔵は、現在オフシーズン中で、 焼酎 の仕込みは行っていない状態です。
以前、このブログでオフシーズン中、蔵ではどんなことをしているか?ということで、蔵内の様々なメンテナンスについて紹介しました。

その際、作業の詳細はお伝えしていなかったので、今回は、メンテナンスの様子を一部ですが、詳しくお伝えしたいと思います(^o^)/

「メンテナンス」と一言で言っても、設備、道具等の点検、部品交換、清掃などなど・・・数えだしたらきりがないのですが、今回は、焼酎 造りに直接携わる部分をご紹介します。

かめ蓋(ぶた)のメンテナンス 柿渋塗装

焼酎 を仕込むかめ壺が並ぶ風景

まず、蔵の中でも最大の特徴でもある「和がめ」。日本製のかめ壺です。創業当時の明治44年から受け継ぐ伝統のかめ壺は、今年で110年目を迎えます。当時の職人さんが、一つ一つ手造りしたため、一つとして全く同じかめ壺はありません。焼酎 の仕込みの際は、一つひとつのかめ壺にあわせて、きめ細やかな対応が必要となります。

かめ壺は、地面に直接埋め込まれており、地中の安定した温度を活かして、もろみが急激な温度変化といったストレスを受けずに、穏やかな状態で発酵できるといったメリットがあります。
かめ壺を使うことにより、柔らかな飲み口の芋焼酎が出来上がることから、明るい農村の個性を生み出すのに、大きな役割を果たしています。
蔵にとって、とても大事なかめ壺。110年の長きにわたって使い続けるためには、しっかりとしたメンテナンスが必要です。

創業以来110年間つたわるかめ壺で、焼酎を仕込んでいます。

そんな、かめ壺に関わるメンテナンスとして、「かめ蓋(ぶた)の柿渋塗装」があります。
かめ蓋とは、上の画像で、かめ壺に置かれている茶色の蓋のことです。

柿渋とは、柿の実を若い内に発酵・圧搾して作られた、抗菌・防腐・防水効果のある、自然由来の染料です。柿渋を塗ることで、かめ蓋そのものが長く使えるようにする役割と、仕込みが始まった際に、 焼酎 造りで雑菌の増殖を防ぐなどの効果もあるとされています。

かめ蓋に、むらなく丁寧に柿渋を塗っていき、丸一日天日干し。
その後、あえて雨風にさらし→再び天日干し、というサイクルを何度か繰り返します(柿渋には独特の匂いがあるため、匂いを抜くための作業です)。
実際に使う前には水洗いして、最後にもう一度乾かして完了です。( ´Д`)=3 フゥ
しっかり手入れをしていれば、美味しい焼酎造りに必ず繋がっていきます!(*^^)v

今期はまだ、かめ蓋への柿渋塗装は行っていませんので、実際に作業を行ったら、Facebookやインスタグラムでお知らせいたします!

【 焼酎蔵の日常】三角棚のメンテナンス

次にご紹介するのは、先日行った「三角棚」のメンテナンス。

「三角棚」とは、焼酎の味わいを語る上で、とても重要な役割を果たす「麹(こうじ)」を育てるための装置で、文字通り三角形の屋根をしています。

焼酎の仕込みで、米麹を造っています。
製造中の三角棚(中に入っているのが米麹(こめこうじ))

三角棚の清掃はもちろん、今回行ったのはフタをとじた際、三角棚の密閉性を高めるためのゴムパッキンの交換!

焼酎 にとって大事な麹を作る三角棚のゴムパッキンを取り換えているところ

地味に見える作業ではありますが、こうした細かな作業をきっちりと行っていくことが大事なことです!!(;’∀’)

それから、三角棚の中で麹の下に敷く、敷布の作成。

焼酎 にとって大事な麹を作る三角棚の中に敷く、敷布を加工しているところ

三角棚の形に合わせて切り込みを入れたり、加工しておくことで、製造シーズンの日々の作業がやりやすくなります。

今回、紹介したのは、数あるメンテナンスの行程の中では、本当にごくごく一部です。オフシーズン中にこうした細かな準備をしっかりと行うことで、製造シーズンには、焼酎造りに集中することができますし、安定した品質の焼酎をみなさまにお届けできるものと思っています。

そうして造られる、かめ壺仕込み焼酎「明るい農村」をぜひお楽しみください!

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