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焼酎の正しい保管方法や賞味期限について、鹿児島の焼酎蔵・明るい農村がご紹介します

焼酎-黒ぢょか

「焼酎」について、お客様から一番いただくご質問

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。

突然ですが、焼酎の正しい保管方法をご存じでしょうか?
実はこの焼酎の保管や保存方法についてが、お客様からいただくお問合せNo.1なのです。

そこで、今回は、焼酎をより美味しく飲んでいただけますよう、焼酎の「保管方法」また、「賞味期限」やラベルに記載されている日付についてもお伝えします。

1.正しい焼酎の保管方法

(1)「直射日光」を避けましょう

直射日光があたると、中の焼酎が劣化する原因になってしまいます。焼酎を保管する上で、最も気をつけていただきたい点は“直射日光を避けること”です。多くの焼酎のボトルが黒や茶色が多いのは、このためでもあります。

もし、購入され、家に着くまで車に置かれる場合は、太陽の光があたらないように、布をかけたり、ダンボール箱に入れておかれることをお勧めします。

(2)「高温になる場所」を避けましょう

直射日光を避けることにも通ずることですが、温度の急激な変化や大幅な変化は、焼酎にとってストレスになります。夏場の車内や、コンロの近くなどの温度が高くなる場所は避けて、戸棚の下など、比較的温度変化が少ないところへ保管してください。

(3)冷蔵庫や家の外など、「気温が低い場所」も避けましょう

気温が低すぎるところへ保管すると、焼酎に含まれる成分が固まって、オリとなって生じることがあります。飲んで問題のあるものではありませんが、それ自体が雑味の原因になります。冷蔵庫で保管する場合は、野菜室など温度が低すぎないところへ入れましょう。

以上が、焼酎を保管する際のポイントです。


ご家庭にもよりますが、戸棚の中や、しばらく飲まない場合はクローゼットの中など、直射日光が避けられて、急激な温度変化がないところへ保管するのが良いと思います(^^♪
新聞紙で包むのも日光を避けるのに効果的ですよ。

芋焼酎「明るい農村」「赤芋仕込み明るい農村」グラスと並ぶ

2.焼酎ラベルの「日付」と、「賞味期限」について

(1)ラベルに記載されている日付

焼酎ラベルに記載されている日付を、賞味期限と思われている方も多いようですが、こちらは「瓶詰年月日」になります。蔵の瓶詰め場で、いつその焼酎が瓶に詰められたかを示すもので、賞味期限ではありません。

(2)焼酎の「賞味期限」とは?

では賞味期限はいつなの?といいますと、実は、焼酎には、賞味期限がありません

焼酎は蒸留酒であり、アルコール分がおおむね20度以上ありますので、それ自体に雑菌が繁殖できる環境ではないという理由で、賞味期限が存在しないのです。

「開栓前はそれでいいけど、開栓後は早く飲まないとダメなんでしょ?」とお問合せいただくこともありますが、開栓後でもアルコール度数が落ちるわけではありませんので、賞味期限は同様に、なしと考えていただいて大丈夫です。

ただし、開栓後は空気に触れたことで酸化が進み、風味が落ちてきたり、香りが飛んで弱くなるといったことはあります。
賞味期限はないのですが、なるべくお早めにお召し上がりいただけますと、蔵で管理している美味しさを保った状態でお楽しみいただけますよ。開栓後はキャップをしっかりと閉めてくださいね♪

適切な管理方法で、より焼酎を美味しくお楽しみください!


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