霧島観光(霧島の花)
◆ミヤマキリシマ(深山霧島)
霧島連山に群生して、5月中旬~下旬ごろに花を咲かせるミヤマキリシマは、霧島の代表的な花のひとつです。

火山地帯という過酷な環境の中、ひとつひとつの花はとても小さいですが、群れなして一斉に咲くと、山肌はピンク色のじゅうたんのようで、とてもきれいです。


つぼみのミヤマキリシマ

◆ノカイドウ(野海棠)
霧島(えびの高原)は、ノカイドウが自生している、世界で、たったひとつの場所です。
大正12年に、国の天然記念物に指定されました。バラ科りんご属の野海棠は、桜よりも小さい花を、年に数日(4月下旬~5月上旬)だけ花を咲かせます。
つぼみは濃い紅色ですが、花は白いので、開花につれ鮮やかなピンクが、とてもかわいらしいです。(満開時は、真っ白です)


シカの食害により、1969年に504株あった親木は、2013年には256株に半減しています。現在、自生地は柵で囲われ、シカが入らないように、保護されています。

◆キリシマミズキ
花時は、4月下旬~5月下旬ごろ
マンサク科のキリシマミズキは、標高の高い山すそに咲きます。

釣鐘状に花を垂らして咲く姿は、鮮やかで、目に楽しいです。

標高の高い道路沿いにも咲いています。
◆ミツバツツジ
5月中旬~5月末ごろ
霧島連山の山中に群生する、ミツバツツジは、木々の新緑とともに燃えるような鮮やかな花が咲くのが特徴です。

枝先に、ひし形の葉が、3枚ずつ行儀よく出ることからこの名前がついています。

◆ツルキジムシロ
4月~5月ごろ、霧島連山のあちこちで、見られる花。

足元に、小さく一生懸命咲いている様子がけなげ。

◆藤
和気神社には、23種の藤が100本植えられており、毎年4月中旬から5月初旬に、藤祭りが開かれます。 詳しくは、霧島観光ご案内の和気神社のページをご覧ください。

【和気神社】
鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3986
TEL0995-77-2885