かめ壺焼酎蔵「明るい農村」

「日本一礼儀正しい蔵」
霧島神宮 門前蔵かめ壺焼酎明るい農村

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紅さつま&黄金マサリ仕込み開始

こんにちは!明るい農村の阿部です(^o^)

全国的な気温の冷え込みにより、霧島でもすっかり秋の雰囲気が漂っています。
そんな中、蔵では現在、定番の白芋・黄金千貫(こがねせんがん)ではなく、
いろいろな品種のさつまいもで焼酎の仕込みを行っております!

今回はそのうち、2つをご紹介いたします(^^)

紅さつま

紅さつまの蒸し芋
紅さつま

まずは、紅さつま。
こちらは、焼き芋として食べられることも多い「紅芋」なので、聞いたことがある方も多いのではないしょうか?

皮が紅く、中身はうすい黄色。焼き芋にすると、ほっこりとした柔らかい栗のような食感と、上品な甘さのあるさつまいもです。いわゆる、「さつまいも」として皆さまがイメージされるのは、この紅芋だと思いますので、身近に感じる味わいかもしれませんね(*^^)

さつま芋(紅さつま)
紅さつま(生芋)

紅さつまのもろみ
ただいま、蔵の中で、甘~い香りを漂わせながら、元気に発酵中です!

紅さつまのもろみ画像
紅さつまのもろみ

黄金マサリ

コガネマサリの芋画像
蒸したコガネマサリ

続いては、コガネマサリ。
こちらは比較的新しい品種の「白芋」で、焼酎造りに適した焼酎用さつま芋として開発された芋です。

蒸したさつま芋は、ほくほくとした食感で、さっぱりとした甘さです。
一般的には、焼酎にしても、すっきりとキレのある味わいに仕上がるとされています♪

つい先日、芋を蒸し、二次仕込みが始まりました!

コガネマサリの二次仕込み風景
蒸した後、細かく砕かれるコガネマサリ
二次仕込み(さつま芋を一次もろみに加えます)
櫂(かい)棒でかき混ぜながら、もろみに芋を加えていきます

黄金マサリは、当蔵では、初めて仕込む品種のさつま芋ですので、これから、どんな味わいになっていくのか、とっても楽しみです(^◇^)/

さつま芋には、2000を超える品種があるといわれます。 そこで、わたしたちは、毎シーズン、1,2種類は、焼酎の仕込みではスタンダードではないさつま芋の仕込みに挑戦しています。これからも、皆さまにさつまいもの品種ごとに広がる焼酎の風味を楽しんでいただくため、 挑戦を続けてまいります。それぞれの品種ならではの、個性ある味わいをぜひお楽しみください。

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