かめ壺焼酎蔵「明るい農村」

「日本一礼儀正しい蔵」
霧島神宮 門前蔵かめ壺焼酎明るい農村

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明るい農村の四季「春」立春2月4日発売!

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。

日本の四季を焼酎で表現する「明るい農村の四季シリーズ」から、大好評をいただいた、明るい農村の四季(春)が、今年も発売となります!

明るい農村の四季・春のラベルイラスト。小向井一成氏が描くほのぼのとした世界観


四季シリーズの中では、最も優しい飲み口の(春)。ふっくらと、フレッシュな口当たりに仕上げました。

明るい農村の四季(春)の持つ、爽やかな風味を表現すると、「新鮮なメロンのような青い甘さのある芋焼酎」です!

その味わいは、春に旬を迎える、食材と合わせるのが特におすすめです(*’▽’)
春キャベツ・・・さっと茹でた春キャベツを塩昆布と和えて、ごま油を少したらして
アスパラガス・・・ベーコンの塩気だけで炒めもの
タケノコ・・・素焼きして、塩か醤油を少しだけ
スナップエンドウ・・・バターで炒めて、軽く塩コショウをふって

などなど…、いずれもシンプルな味付けの料理と相性抜群ですので、ぜひお試しください!
明るい農村の四季(春)は、そのフレッシュな味わいを生かせるよう、ロックや水割り、炭酸割りでも、爽やかな香りがふわりと立ち昇って美味しくいただけますよ♪

「四季」シリーズのきっかけ

今、忘れられつつある「日本の農園の風景」。これを後世に伝えたいという想いから、鹿児島県内で活躍する画家の小向井一成氏と、霧島町蒸留所がコラボレーションしてできた「明るい農村の四季シリーズ」。

明るい農村の四季・春の商品画像

小向井氏は「満開の桜の下をワクワクドキドキしながら赤いランドセルを背負って寄り道しながら歩く女の子」のラベルで、わたしたちは「新鮮なメロンのような青い甘さのある」焼酎の味わいで、それぞれの「春」を表現いたしました。
小向井氏の、日本のなつかし春に込めた思いを最大限に生かしたデザインで、召し上がる皆さまにも、それぞれの「」を感じていただけると嬉しく思います。
春ならではの味わいを、より多くの方に楽しんでいただけることを、心から願っています(*^_^*)

「明るい農村の四季(春)」を、どうぞよろしくお願いいたします!

※「明るい農村の四季(春)」は、立夏(5月5日)の前日までの販売を予定しておりますが、限定品のため、それ以前に完売することもございます。
何卒、ご了承ください。

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焼酎 造りに使われる「 麹 (こうじ)」について~「黒」「白」「黄」3種類あります~

焼酎 造りに欠かせない「 麹 」とは?

こんにちは、霧島町蒸留所のせばたです(*^^*)

今回は焼酎造りに欠かせない「 麹 (こうじ)」のお話しをしたいと思います。
麹は、身近なものですと、味噌や醤油などの発酵食品を製造するときに用いられていますが、
焼酎造りでも重要な役割を担っています。

焼酎造りはまずお米を蒸して、米麹を造ることから始まるのですが、
麹 はお米のでんぷん質を糖分に変える働きをしてくれます。

この糖分が酵母菌の養分になって、アルコールを発生させるのです。
もう一つはクエン酸を分泌させて、菌の繁殖を防いでくれています!(^^)!
温暖な鹿児島ではとても重要な役割です。

では、実際に 焼酎造りに使われている 麹 に目を向けてみるとしましょう。
焼酎造りに使われる麹には「 黒 麹 ・ 白 麹黄 麹の3種類があります。

焼酎 造りに欠かせない 麹 の種類。黒 麹 、白 麹 、黄 麹 のイラスト

実際の 麹 菌も名前の通りの色をしており、使う麹 によって焼酎の味わいも変わってきます。
どのような特徴があるのか、ご紹介していきますね~(*^^*)

「 黒麹 」

どっしり重厚で力強く、コクのある味わいが特徴。

起源は沖縄の泡盛と言われており、菌の増殖を防ぐクエン酸含有量が多く、温暖な沖縄や鹿児島での焼酎造りに欠かせない麹です。色も真っ黒で、触れると手が真っ黒になり、黒麹で仕込んだ日には蔵人は鼻の穴も真っ黒になるそうです!

黒 麹 の 焼酎  もろみ画像

「 白 麹 」

パワフルな中にもスッキリで軽やかな飲み口が特徴。芋の甘みや風味はしっかり。

黒麹の突然変異で生まれた麹。黒麹同様にクエン酸含有量が多いので、こちらも鹿児島での焼酎造りに向いている麹です。白麹と言っても、色はほんのり黄色がかっています。

焼酎 造りの第一段階、白 麹 による米 麹

「 黄 麹 」

華やかでフルーティーな香り、軽快な飲み口が特徴。飲みやすい銘柄が多いため、芋焼酎が苦手な方や初心者の方におすすめです( ^o^ )

昔から使用されていた麹ですが、クエン酸を含まないため、もろみが腐りやすく、温暖な鹿児島での焼酎造りには本来向かないとされ、黒麹や白麹が登場してからは、焼酎造りではあまり使用されることがなくなりました。ですが、黒麹にも白麹にもない味わいが出せることから、私どもも、もろみがくさる心配がない、気温が下がる冬の仕込みに使用しています。

黄 麹 のイメージイラスト( 焼酎 を飲む女性)


以上、焼酎を選ぶ際のご参考にされてみてくださいね~
明るい農村では、麹の特徴に特化した商品もお出ししています(^^)

芋焼酎 霧島町蒸留所 黒麹
霧島町蒸留所 黒麹
かめ壺焼酎 明るい農村

明るい農村
(黒麹、白麹ブレンド)

芋焼酎 霧島町蒸留所 白麹
霧島町蒸留所 白麹
奥霧島 黒麹ゴールド

奥霧島
(黒麹ゴールド)

芋焼酎 百姓百作 黄麹安納芋
百姓百作 黄麹 安納芋

※「百姓百作 黄麹 安納芋」は、少量仕込みのため、終売となりました。

飲み比べて、麹の違いを楽しまれてみてはいかがでしょうか♪

黒 麹 、白 麹 、黄 麹 のイメージイラスト

本格焼酎の香りには、アロマテラピーでも使われる成分が含まれている事が分かっています。
温かいお湯割りを適度に飲んで、気持ちをリラックスさせ、冬を快適に過ごしましょう(*’▽’)

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