かめ壺焼酎蔵「明るい農村」

「日本一礼儀正しい蔵」
霧島神宮 門前蔵かめ壺焼酎明るい農村

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焼酎造りのオフシーズンに入ります

こんにちは、霧島町蒸留所の阿部です。

本日をもって、今年度の製造が全て終わり、明日から製造はオフシーズンへと入ります。

焼酎 蔵「霧島町蒸留所」の外観

なぜ、オフシーズンがあるのか、その間、蔵人は何をしているのか気になりますよね。そこで、今回はオフシーズンについて掘り下げてみたいと思います。

「 焼酎 は一年中製造しているもの」と、思われている方もたくさんいるのではないでしょうか。 焼酎 は保存がきくので、年間通して飲むことができるのが、その理由かと思います。
しかし、基本的に、芋焼酎の製造シーズンは秋から冬にかけてが、基本となります。

これは原料となるさつま芋や米などの収穫期とその流通が関わっています。
お米もさつま芋も、秋~冬が収穫期。

そして、 焼酎 造りをする際、一仕込みにつき、私たちの蔵では、約1,500kgという大量のさつま芋を使います。
これを安定的に仕入れるためには、収穫期でなければ難しいということが大きな理由です。

そのため、ほとんどの芋焼酎蔵が9月~12月を製造時期としています。
しかし、実は、麦については一年中仕込める原料であるため、それ以外の期間も造ろうと思えば造れないわけではありません。
実際に、わたしたちの蔵も、芋焼酎の仕込みのあとは、麦焼酎の仕込みをしていました。

麦焼酎の仕込みがひと段落すると、ようやくオフシーズンとなります。製造がオフシーズンの間、蔵人は何をしているのでしょうか?

実は「オフ」とは言っても、 焼酎 の仕込みはオフですが、他にも仕事がたくさんあるのです…!
オフシーズンは、約半年間、働き続けた製造の機械や設備、これらのメンテナンス作業を行う大切な期間でもあります。

焼酎 を造る上で最初の工程、麹作りに使うドラム式米蒸機

半年間の間、機械はほとんどフル稼働で動きつづけるため、その負担はとても大きいものです。そのまま整備せずに使い続けると、大切な時期に動かなくなってしまう、といった事態が起きてしまう可能性があります。

それを考えると、メンテナンスはとても大切なものです。

創業当時から引き継いでいるかめ壺のメンテナンスや、機械を解体して洗浄するなど、普段できないことを行ったり、昨年は機械のメンテナンスだけでなく、製造場屋根の改修作業なども行ったりもしました。こうした作業ができるのも、オフシーズンを設けているからですね(*^_^*)

また、自社で保有している田んぼの手入れや、夏になると自社農園のブルーベリー狩り、さらに収穫した実を漬け込んで造る「農村のブルーベリー酒」の仕込みも、この期間に行っています!

焼酎 ベースのリキュール、ブルーベリー酒のブルーベリー収穫の様子

結構やることがたくさんあります(>_<)というわけで、製造はオフシーズンにはなりますが、蔵人の「見えない仕事」がこれから始まるのです!また、そちらの様子もfacebookInstagram、こちらのブログでご案内してまいります。

なお、オフシーズン期間中も、蔵のご見学はもちろん通常通り承っておりますので、蔵に来られた際は、気兼ねなく見学をお申し付けくださいね♪

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芋焼酎のさつま芋~様々な品種~

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。

「芋焼酎に使われるさつま芋って、普通のさつま芋と違うの?」
蔵の見学をしている際、時折こんな質問をいただくことがあります。

ここで言う「普通のさつま芋」とは、普段スーパーなどでも広く販売され、焼き芋として食べることが多い「紅芋」をイメージされていらっしゃるんだと思います。
糖度が比較的高く、焼き芋にすると、ねっとりとした食感になり、美味しいですね(*’▽’)

芋の品種イラスト

では、芋焼酎に主に使われるさつま芋は何かというと、一般的に、通称「白芋」と呼ばれる、
皮も中身も白っぽい色をしたさつま芋が多く使われています。
特に、代表的な品種が「黄金千貫(こがねせんがん)」と言い、現在、多くの芋焼酎が、
この黄金千貫を使って造られています。でんぷん質をとっても豊富に含んでおり、
焼酎にすると、芳醇な香りを持つことで知られています。

芋焼酎には、この他にも実に様々な芋が用いられており、
芋の品種によって、その香り、味わいは多様に変化していきます。

今回は、「白芋」に加え、「紅芋」「紫芋」「オレンジ芋」をご紹介します。
芋の風味を想像しながらご覧くださいね(*^-^*)

1.白芋

コガネセンガン

まずは、焼酎用芋の代表格「白芋」。
品種は「黄金千貫」「シロユタカ」「ジョイホワイト」などがあります。

いずれも、皮の色は、ややクリーム色っぽい白色で、中身も白い品種です。
普段、焼き芋として食べることが多い「紅芋」に比べると、甘さはやや控えめ。
その分、でんぷん質が非常に多く含まれているため、でんぷんを糖に変え、
その糖をアルコールへと変えていく焼酎造りにおいては、最適なお芋と言えるのです。

鹿児島では、さつま芋の収穫時期になると、黄金千貫が、天ぷらなどで食卓によく上ります。
ホクホクとした食感が美味しく、お醤油をすこしたらせば芋焼酎のアテにもぴったりです(^^♪

白芋で造った焼酎はこちら

「明るい農村」

2.紅芋

紅芋

いわゆる、焼き芋として販売されているもののほとんどが「紅芋」であり、
みなさまに最も馴染みのある芋ではないでしょうか。
代表的な品種は「紅あずま」「紅さつま」「紅はるか」「シルクスイート」「鳴門金時」などです。

糖度が高く、焼き芋としてそのまま食べることが多いですが、焼酎にすることで、
特有の甘い香りを楽しむことができます。身近なさつま芋である分、
焼酎にした時の香りや味わいが最もイメージしやすい品種かな、と思います(*’▽’)

紅芋の一つ、紅はるかでつくった焼酎はこちら

明るい農村 11-year aged Beni haruka(紅はるか 11年熟成)

9year-Beniharuka 明るい農村 9年古酒 紅はるか

3.紫芋

蒸した紫芋

紫芋は、皮もさることながら、中も鮮やかな紫色をした品種です。
お菓子の原料としても用いられることが多く、
以前はあっさりとした甘さ控えめな品種が多かったのですが、
今は、甘みの強いパープルスイートロードなども出てきています。

代表的な品種としては「アヤムラサキ」「種子島紫」「むらさきまさり」などがあります。

紫芋は、ブルーベリー等に含まれるアントシアニンを多く含んでおり、特有の華やかな香りが最大の特徴であり、魅力です!
焼酎にしても、その香りは十分に感じられ、ヨーグルトや赤ワインを思わせる濃醇な香りを放ちます。

紫芋のモロミ
※紫芋のもろみ

紫芋で造った焼酎はこちら

「紫芋・農家の嫁」

紫芋を焼き芋にして仕込みました!

紫芋 農家の嫁

4.オレンジ芋

オレンジ芋

オレンジ芋とは、果肉がオレンジ色をしたさつま芋の総称で、代表的な品種は、
百姓百作シリーズでも仕込んだことがあります「安納芋」や「玉茜」、
また今シーズン、私たちも仕込みに初めて使用した「ハマコマチ」などがあります。

人参に豊富に含まれる栄養素「カロテン」を多く含んでおり、
焼酎にすると南国果実や紅茶などを想わせる、華やかで特徴的な香りが広がります。

オレンジ芋のもろみ
※オレンジ芋(玉茜)のもろみ

オレンジ芋の玉茜でつくった芋焼酎はこちら、

「百姓百作・玉茜(タマアカネ)」

百姓百作・玉茜

熱帯果実のようなアロマティックな香りが特徴です(^▽^)/

いかがでしたでしょうか。https://www.akarui-nouson.com/SHOP/C031.html
さつま芋の品種によって、出来上がる焼酎の個性は千差万別。
ぜひ、焼酎を飲む時は、さつま芋の品種にも注目してみてくださいね(*^_^*)

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クサい焼酎!?「鼻つまみ」焼酎とは!?

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。

「昔の焼酎はクサかった」なんてことを聞いたことはありませんか?
それは、時にその言葉通り「クサくて飲めなかった」という否定的な意味合いもあれば、時に「あの独特な香りが美味かった」といった肯定的な意味合いでも使われていたりもします。

焼酎が「クサかった」理由

昔の 焼酎 がクサいといわれた原因はいくつかありますが、主に
1.原料芋の傷み臭
2.仕込時の発酵不良(製造技術の稚拙)
3.貯蔵時、焼酎が空気に触れ酸化した時の油臭、酸化臭 などです。

近年、こうした原因は製造技術の進化とともに改善され、良くも悪くも香りや味わいが”きれい”な焼酎が多くなりました。

これは、 焼酎 を多くの人が飲むようになり、製造技術が進化した結果として、必然的に親しみやすい味わいになっていったからなのですが、一方で、昔のクサかったという焼酎を懐かしむ方もいらっしゃると思います。
クサい=クセがある酒というのは、好みがはっきりとわかれますが、ハマる方ははがっつりとハマってしまうのでしょうね(; ・`д・´)

鼻つまみ焼酎

今回ご紹介する、弊社の「鼻つまみ焼酎」はそんな昔の焼酎を思わせる、芋焼酎らしい「クサさ」を持ち味とした 焼酎 なのです。
焼酎の香りを最も感じやすい飲み方である、お湯割りで飲むと、お湯の湯気とともに「クサ~い」香りが立ち上ります。

鼻つまみ焼酎 1800ml 720ml

今の時代、わからないことは調べれば何でも最短ルートでたどり着けてしまうようになりました。しかし、あえて昔を振り返り、最短ルートならおそらく通らないであろう道に寄り道してみると、意外な発見や、学びがあったりするものです。

おそらく、クサいといわれて飲みたいと思う方は少数派だと思いますが、あえての寄り道。洗練された時代だからこそ、クサさを個性として輝かせる「昔の芋焼酎」を試してみてはいかがでしょうか(*^_^*)

ちなみに

ちなみに、「鼻つまみ焼酎」のラベルに「よかかざじゃが!」と話す少年が描かれていますが、「かざ」とは、鹿児島弁で、「香/香気/臭気」を『かざ』と読み、そのまま香りを意味しています。直訳すると「(クサいけれど)良い香りだ!」と言っているのですね(^^)/

焼酎 の香りをかいで鼻をつまむ青年のイメージ

皆さまも、「鼻つまみ焼酎」をお湯割りで、鼻をつまみながら飲んでみてはいかがでしょうか。
※味や香りの感じ方には、個人差がありますことを、あらかじめ、ご了承ください。

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世界から見た焼酎「JAPANESE SPIRITS」

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。
「焼酎」を、普段とは異なる視点から見てみると、意外なことがわかる!
ということで、今回は、「日本での焼酎」ではなく、「世界から見た焼酎」とは、どんな存在なのか。
といった視点で、焼酎を見てみたいと思います。

焼酎や日本酒は、日本の國酒(こくしゅ)として、日本を代表するお酒であるとされています。
もちろん、日本人にとってはどちらも身近なお酒で、広く知られておりますが、世界の人からすると、まだまだ焼酎や日本酒の存在というのは知られていない部分が多くあります。

近年では、日本酒は「JAPANESE SAKE」として、食事との相性の良さなどの観点から、世界の食通の中では知られる存在となってきていますが、焼酎はまだまだ、その存在自体が認知されていないのが現状です。

世界の蒸留酒というと、何が浮かんでくるでしょうか。
代表的なところでは
「ウイスキー」
「ブランデー」
「ウォッカ」
「テキーラ」
「ジン」
「ラム」など。

他にも
「カルヴァドス」
「グラッパ」
「白酒」
「ピスコ」
「アクアヴィット」
「メスカル」などなど・・・。
こうした世界の蒸留酒と、焼酎を比較することで、焼酎の意外な一面が見えてきます。

アルコール度数から見る

1つめの特徴として焼酎は、世界の中の蒸留酒としてはアルコール度数が「低い」ということが挙げられます。先に挙げた世界の蒸留酒は、アルコール度数が40度~と高い度数で造られます。
それに対して焼酎は25度が一般的。(20度~30度(泡盛など)もあり)
焼酎のアルコール度数(25度)を「低い」と思うことは、通常あまりないと思います。むしろ、日本で飲むお酒の中ではアルコール度数が「高い」方ですよね。

これは、世界の蒸留酒の多くは蒸留回数が2~3回が主流なのに対して、本格焼酎は1回のみ。

本格焼酎は単式蒸留で1回しか蒸留を行わない分、芋焼酎で、原酒のアルコール度数が36~38度前後となります。
しかし、蒸留回数が少ないということは、それだけ原材料が持つ個性を残し、その風味を色濃く感じられる酒である、という言い方もできます。

原料から見る

次に、その原料ですが
・ウイスキー=小麦、ライ麦、トウモロコシ、大麦麦芽など
・ブランデー=ブドウ、リンゴなど
・ウォッカ=穀物類
・テキーラ=アガベ(サボテンのような植物)
・ジン=大麦など+ジュニパーベリー等のボタニカル(薬草類)
・ラム=サトウキビ
で造られています。

焼酎は、以前、本ブログでも書きましたが、芋、麦、米を中心にソバ、シソ、酒粕、その他多数の原料で造ることができ、それぞれに異なる風味を持っています。
このように、一種のお酒で、多様な原料の味わいを楽しむことができるのは、世界から見ても非常に珍しいことと言えます。

これに関しては、前項で記した蒸留回数が1回である=個性が残りやすい。
という特徴があるからこそ、本格焼酎は多くの種類の原材料が使われるようになったのではないかと推察できます(^^)/

飲み方・飲むシーンから見る

さらに、飲み方ですが、世界の蒸留酒の多くはストレートやロックが多いですが、カクテルとして様々なもので割ったり、混ぜたりしても飲まれています。
焼酎も同様に、ロックや、最近では炭酸割りでも飲まれますが、水割りやお湯割りで割って飲まれることも多いお酒です。ストレートで飲む方は、どちらかというと少ないのではないでしょうか?

中でもお湯割りについては、ホットウイスキー(ウイスキーのお湯割り)など、焼酎以外のお酒でも、飲まれないわけではないですが、日常的にお湯割りを飲むのは、珍しいと言えるかもしれません。

さらには、それを食事と一緒に楽しむ「食中酒」であること。
これは、特に焼酎に対して言える、非常に特徴的な点です。
通常、世界の蒸留酒は、バーやパブなどでお酒単体として楽しむスタイルが一般的です。(食事はつまみ程度の軽食)
食事中に飲むお酒は、ビールやワインといった醸造酒が選ばれます。

焼酎はお湯割りや水割りなど、割ることで、食事中に飲みやすいアルコール度数に調整してから飲まれます。(醸造酒であるワインやビールとアルコール度数が近くなります)
つまり、焼酎は、食中酒として楽しむ蒸留酒であるという非常に珍しい特徴があるのです。最近はハイボールがあるので、蒸留酒の一つであるウイスキーも食事中に飲まれるようになりましたが、食中酒としての役割が主な蒸留酒は世界でも、焼酎くらいではないでしょうか。

世界からの視点で見てみると、焼酎の意外な一面が見えたのではないでしょうか?
現在、焼酎の世界的な知名度は、まだまだ高くないと書きましたが、バーでカクテルの素材として焼酎を扱う取り組みや、先に書いた「食中酒として楽しむ蒸留酒」として、ワイングラスで焼酎の水割りを飲んだりと、焼酎を世界に向けて発信する取り組みも各方面で行われています。

こうした取り組みが広がっていくことで、近い将来、日本の國酒である焼酎を旅行先の海外で飲む、なんていう日が来るかもしれませんね。

実は、「明るい農村」は世界の鑑評会での受賞歴を持っており、世界からの視点でも品質を評価していただいています。

【受賞歴】

サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2018
DOUBLE GOLD MEDAL

ニューヨーク・インターナショナル・スピリッツ・コンペティション2018
GOLD MEDAL

ロサンゼルス・インターナショナル・スピリッツ・コンペティション2019
GOLD MEDAL
など

ぜひ、國酒である焼酎を、そしてわたしたちの焼酎「明るい農村」を「JAPANESE SPIRITS」として“世界目線”で飲んでみてください!(*’▽’)

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『明るい農村』14年連続受賞!!

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。

2月12日に発表がありました「鹿児島県本格焼酎鑑評会」において、代表銘柄『明るい農村』総裁賞を受賞しました!
今回の受賞で、なんと14年連続での入賞となります!!(^◇^)/

さらに、麦焼酎『花は霧島』(『長期貯蔵花は霧島』の新酒)も優等賞を受賞し、こちらは6年連続受賞となりました!
今年もW受賞することができ、蔵人一同感激しております(*^_^*)

今年のこのような結果も、いつも「明るい農村」をはじめ、わたしたちの蔵の商品をご愛飲いただいている皆さまのおかげです。心より、御礼申し上げます。

今年は、コロナ禍の中にあり、「いつも通り」が難しい状況なのですが、今できることをやる。それだけを念頭に、これからも美味しい焼酎造りに励んでまいります!

【本格焼酎鑑評会】とは

審査方法・・・ブラインドテイスティング(銘柄を隠して試飲し、味わいだけで審査する方法)で行われます。鹿児島県工業技術センターの研究員、熊本国税局の酒類鑑定官などの審査員によって、厳正に審査が行われます。味や香り、原料特性といった各項目を5点満点で採点。その結果、各部門で優等賞、さらに最も優れていた1銘柄に総裁賞代表受賞が授与されます。

■『明るい農村』芋 25度

14年連続入賞!

【 2021.2.12鹿児島県本格焼酎鑑評会総裁賞 】
【 2020.02鹿児島県本格焼酎鑑評会優等賞 】
【 2019.02鹿児島県本格焼酎鑑評会総裁賞 】
【 2018.02鹿児島県本格焼酎鑑評会優等賞 】
【 2017.02鹿児島県本格焼酎鑑評会総裁賞 】

■『長期貯蔵 花は霧島』麦 25度

   ※受賞酒は、こちらの新酒になります。

6年連続入賞!

【 2021.02.12鹿児島県本格焼酎鑑評会優等賞 】
【 2020.02鹿児島県本格焼酎鑑評会 優等賞 】
【 2019.02鹿児島県本格焼酎鑑評会 優等賞 】
【 2018.02鹿児島県本格焼酎鑑評会 優等賞 】
【 2017.02鹿児島県本格焼酎鑑評会 優等賞 】

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《 メルマガ 会員さま、大募集中!!》

メルマガ 会員さま大募集!

こんにちは!明るい農村スタッフです!

昨年から、未曽有の事態が続いておりますので、
当然ながら、蔵にお越しいただくことができないお客様が増えております( ;∀;)

蔵にお越しいただいた方に、焼酎造りについてご案内したり、
「明るい農村」について感想をおうかがいしたり、
どんな風に焼酎を召し上がられるのかなど、
おうかがいするのがとても楽しみだったので、寂しい思いでいっぱいです。

毎年決まった時期に、蔵にお越しいただいていた方には
「今は霧島はどんな感じ?焼酎造りは?今年は行けないな~」と、
メールをいただくこともあります。

そこで、皆さまに、蔵の様子、霧島の様子、新発売の焼酎の情報などなど、
少しでもお届けできればと、今後はメルマガをもっと充実させていきたい
と思っております!(^^)!

メルマガ ご希望の方は、下記ボタンからお気軽にご登録ください(*^_^*)
※月1回~3回程度の配信予定です

↑QRコードをご利用の方はこちら

ご登録いただいた方、また、既にご登録いただいて、
これまでもメルマガをお読みいただいていた方は、次回配信をお楽しみに(*^_^*)

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明るい農村の四季「春」立春2月4日発売!

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。

日本の四季を焼酎で表現する「明るい農村の四季シリーズ」から、大好評をいただいた、明るい農村の四季(春)が、今年も発売となります!

明るい農村の四季・春のラベルイラスト。小向井一成氏が描くほのぼのとした世界観


四季シリーズの中では、最も優しい飲み口の(春)。ふっくらと、フレッシュな口当たりに仕上げました。

明るい農村の四季(春)の持つ、爽やかな風味を表現すると、「新鮮なメロンのような青い甘さのある芋焼酎」です!

その味わいは、春に旬を迎える、食材と合わせるのが特におすすめです(*’▽’)
春キャベツ・・・さっと茹でた春キャベツを塩昆布と和えて、ごま油を少したらして
アスパラガス・・・ベーコンの塩気だけで炒めもの
タケノコ・・・素焼きして、塩か醤油を少しだけ
スナップエンドウ・・・バターで炒めて、軽く塩コショウをふって

などなど…、いずれもシンプルな味付けの料理と相性抜群ですので、ぜひお試しください!
明るい農村の四季(春)は、そのフレッシュな味わいを生かせるよう、ロックや水割り、炭酸割りでも、爽やかな香りがふわりと立ち昇って美味しくいただけますよ♪

「四季」シリーズのきっかけ

今、忘れられつつある「日本の農園の風景」。これを後世に伝えたいという想いから、鹿児島県内で活躍する画家の小向井一成氏と、霧島町蒸留所がコラボレーションしてできた「明るい農村の四季シリーズ」。

明るい農村の四季・春の商品画像

小向井氏は「満開の桜の下をワクワクドキドキしながら赤いランドセルを背負って寄り道しながら歩く女の子」のラベルで、わたしたちは「新鮮なメロンのような青い甘さのある」焼酎の味わいで、それぞれの「春」を表現いたしました。
小向井氏の、日本のなつかし春に込めた思いを最大限に生かしたデザインで、召し上がる皆さまにも、それぞれの「」を感じていただけると嬉しく思います。
春ならではの味わいを、より多くの方に楽しんでいただけることを、心から願っています(*^_^*)

「明るい農村の四季(春)」を、どうぞよろしくお願いいたします!

※「明るい農村の四季(春)」は、立夏(5月5日)の前日までの販売を予定しておりますが、限定品のため、それ以前に完売することもございます。
何卒、ご了承ください。

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知っているようで実は知らない?正しい 焼酎 の 保管方法

【 焼酎 の 保管方法 】

こんにちは(^^)/霧島町蒸留所の阿部です。

突然ですが、 焼酎 の正しい 保管方法 をご存じでしょうか?
実はこの 焼酎の保管方法、蔵見学などでお客様からいただくご質問で、非常に多いのです。

そこで、今回は、 焼酎 をより美味しく飲んでいただけますよう、 正しい 焼酎 の「 保管方法 」についてお伝えします。

焼酎 の 保管方法 を紹介する女性のイラスト

焼酎 の 保管方法

①直射日光をお避け下さい
②高温になる場所をお避け下さい
③冷蔵庫や家の外など、気温が低くなる場所もお避け下さい

①直射日光をお避け下さい

直射日光があたると、中の 焼酎 が劣化する原因になってしまいます。 焼酎 を保存する上で、最も気をつけていただきたい点は“直射日光を避けること”です。
焼酎 のボトルが黒や茶色が多いのは、このためです。

②高温になる場所をお避け下さい

直射日光を避けることにも通ずることですが、温度の急激な変化や大幅な変化は、 焼酎 にとってストレスになります。コンロの近くなどの温度が高くなる場所は避けて、戸棚の下など、比較的温度変化が少ないところへ保管してください。

③冷蔵庫や家の外など、気温が低くなる場所もお避け下さい

気温が低すぎるところへ保管すると、 焼酎 に含まれる成分が固まって、オリとなって生じることがあります。飲んで問題のあるものではありませんが、それ自体が雑味の原因になります。冷蔵庫で 保管 する場合は、野菜室など温度が低すぎないところへ入れましょう。

以上が、 焼酎 の 保管方法 のポイントです。
ご家庭にもよりますが、食器棚の下や、しばらく飲まない場合はクローゼットの中など、直射日光が避けられて、急な温度変化が少ないところへ保管するのが良いと思います(^^♪
新聞紙で包むのも日光を避けるのに効果的ですよ。

焼酎 の 保管方法 による違いに驚く男性のイラスト

なお、 焼酎 には 賞味期限 がありません。焼酎はアルコールが20度以上あり、それ自体に雑菌が繁殖できる環境ではないという理由で、 賞味期限 が存在しないのです。

「開栓前はそれでいいけど、開栓後は早く飲まないとダメなんでしょ?」とお問合せいただくこともありますが、開栓後でもアルコール度数が落ちるわけではありませんので、 賞味期限 は同様に、なしと考えていただいて大丈夫です。

ただし、開栓後は空気に触れたことで酸化が進み、風味が落ちてきたり、香りが飛んで弱くなるといったことがあります。
賞味期限 はないのですが、なるべく早めにお召し上がりいただけますと、より美味しさを保った状態でお楽しみいただけます!開栓後はキャップをしっかりと閉めてくださいね(*^_^*)

適切な 保管方法 で保存して、より 焼酎 を美味しくお楽しみください!

★✰「明るい農村」の焼酎はこちらから✰★

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紫芋 の王様「パープルスイートロード」を使った新商品(芋焼酎)をご紹介します!

紫芋 の王様「パープルスイートロード」

こんにちは、霧島町蒸留所のせばたです(*^^*)

今年も早くも半月が過ぎ去ってしまいましたが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
一日も早く、いつもの日常が戻ってきてほしいなぁと願う毎日です。

さて、2021年も挑戦!挑戦!!の年である、
明るい農村の挑戦、第一弾が形になりました!(^^)!

「PURPLE SWEET LORD (パープルスイートロード)」

という、ちょっと聞き慣れない品種のサツマイモを使って仕込んだ焼酎が完成しましたよ(*^o^*)

パープルスイートロードは、2004年に品種登録された、果肉が紫色、
皮は濃い赤紫色をしたさつま芋です。

紫芋 の写真。鮮やかな紫色が特徴。

紫芋 の王様「パープルスイートロード」

紫芋 の中では群を抜いて甘く、「 紫芋 の王様」とも言われるほどです。
そのことから「王様=ロード(Lord)」という名前が付けられたともいわれています。

抗酸化作用による老化や、がん予防効果をもつとされるアントシアニンが、
多く含まれているヘルシーなさつま芋です。

食感は粉質でほくほくとした食感。
そのままでも美味しく食べられるそうなので、
焼き芋にしても美味しそうですね~(*’ω’*)

さて、明るい農村では、その希少な 紫芋 の王様・パープルスイートロードと、
霧島山系の地下水を使って、焼酎を造りました!

紫芋 のモロミ(原料を混ぜ合わせた蒸留前の状態)はこんなに鮮やかな色をしています◇

紫芋 のもろみ写真

焼酎は蒸留すると、無色透明になってしまうので、
このキレイな赤紫色が見られるのは、製造途中だけなのです(^.^)/

また、 紫芋 の風味を存分に味わっていただくために、通常は米麹を使うところを、
ここでも 紫芋 (アヤムラサキ)の“芋麹”を使用。
そうなんです、なんと! 紫芋 100%!!

紫芋 の芋麹。一面に鮮やかな紫色が広がります。

世界に一つだけの特別な限定品ができました。
紫芋 ならではのフルーティで華やかな香りと、上品な甘さが際立ちます。
飲む人を選ばない、私たちの特別な自信作です!(^^)!

紫芋 革命“ 紫芋 の王様”
明るい農村・パープルスイートロード 数量限定新発売です!

https://www.akarui-nouson.com/SHOP/A052.html

※「明るい農村・パープルスィートロード」は、完売いたしました。
発売の際は、こちらの「明るい農村シリーズ一覧」にて、ご紹介いたします。

ぜひ、たくさんの人に飲んでいただきたいのですが、希少な芋のため、
ごくわずか、数量も限定になります。ご了承くださいませ。

鹿児島では寒さが和らいできて、ポカポカの春が待ち遠しくなってきました~
とはいえ、まだまだ、寒い日も続いております。

おうち時間のお供に、温かいお湯割りでサツマイモの風味を感じていただきながら、リラックスされてくださいね~(*’▽’)

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明けましておめでとうございます!

みなさま、新年あけましておめでとうございます。
2021年が、皆さまにとって、素敵な一年となりますよう、心よりお祈りしております。

わたしたちの蔵にとって、2021年は創業110周年という大きな節目の年となります。

去る2020年も多くの挑戦をした1年ではありましたが、来る2021年はさらなる躍進ができるよう、多くの「挑戦」をする年にしたいと考えております。

皆さまからのご支援を力にし、今後も精進してまいりますので、
本年もどうぞ、「明るい農村」をよろしくお願いいたします!

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